神道の未来を考える暇人ブログ

神社の未来を考える専門家(素人)

神道書籍紹介~「神道の逆襲」~

神道の逆襲はブログ主が学生時代に読んだ本の一冊です。

神道初心者でも読める明快で面白い内容です。

 

著者は菅野覚明先生です。
1956年、東京にお生まれになります。1979年、東京大学文学部倫理学科卒業。同大学院博士課程単位取得退学という輝かしいいご経歴をお持ちです。ご専攻は、倫理学・日本倫理思想史。著書に『本居宣長ぺりかん社、共著に『日本思想史入門』ぺりかん社、『仏教と出会った日本』法蔵館などがあります。

 

内容は、日本人にとって「神様」とは何なのだろう、という素朴な疑問から始まります。 日本には哲学がないと言われていますが、筆者は「そんなことはない」と理論を展開。日本人は、神様とどうつきあうのか、古来からちゃんと考えてきたと思想的経過を理論立てて書いています。記紀から近世、近代まで通史的に概観し鮮やかに展望する楽しい思想史となっています。

 

神道や神社に興味がある人におススメです。